パターンめっきの基板サイズの解析

 パターンめっきを解析する場合に、パターン形状を忠実にメッシュ分割をすれば大規模な問題になりパソコンでの解析は不可能です。しかし、解析の目的によってはパターン率(めっき部の割合)を使用したパターン形状を無視した解析でも十分な精度を得られます。
 この解析事例は、基板の裏表のパターン率が大きく違う場合に、表裏各々に電源をつないだ効果を調べています。解析で最適な表裏の設定電流値を決定することができます。

1電源

●電位のコンター図(V)

設定電流21.9A

●電流密度のコンター図




●電流密度のグラフ(A/m2


表 横方向

表 縦方向


裏 横方向

裏 縦方向

2電源

●電位のコンター図(V)

設定電流
 表  5.9A
 裏 16.0A

●電位のコンター図(A/m2




●電流密度のグラフ(A/m2


表 横方向

表 縦方向


裏 横方向

裏 縦方向

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